ミニ四駆グランプリ2020スプリング東京大会1 は中止 [ミニ四駆]
アプリの当選通知が来たので、マシンを準備し始めていましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。RCカーのイベントも中止があるようです。こればかりは仕方ないですね。
【中止】3/8 ミニ四駆グランプリ2020 スプリング東京大会1
新型コロナウイルス 国内発生に関する 弊社イベント・運営施設での衛生対策について
ステーション戦の開催は、いまのところ各お店の判断ということですかね。
自分としても、不要不急の外出は控えていたりしているので、早く事態が収まってほしいところです。
【中止】3/8 ミニ四駆グランプリ2020 スプリング東京大会1
新型コロナウイルス 国内発生に関する 弊社イベント・運営施設での衛生対策について
ステーション戦の開催は、いまのところ各お店の判断ということですかね。
自分としても、不要不急の外出は控えていたりしているので、早く事態が収まってほしいところです。
11年ぶりのクルマ選び [クルマ]
先日の記事にあるように、クルマの乗り換えが決まったので、いよいよ車種の検討です。
以前にクルマを購入したのは10年以上前なので、それからクルマを取り巻く環境やトレンドが随分変わってきたことを、まずは夫婦で確認。具体的には以下のようなものです。
・国内メーカーの海外販売依存の拡大で、日本専用車が少なくなり、クルマが大型化。
・安全性能や環境性能に加え、コネクテッド・自律走行・シェアリング・電動化(CASE)の流れ。
・燃費の計測基準モードが変わってきた。10.15→JC08→WLTCと段々実燃費と近くなってきた。
・多様化したパワートレインと各メリット/デメリット
→ガソリン、ディーゼル、HV、PHV、EV、水素、など
→AT、CVT、DCT、など
・その他装備のトレンド。ライトのLED化、電子パーキングブレーキ、USB端子の搭載など
・道路交通情報、ナビ関係。ETC2.0(DSRC)、VICS WIDE、スマホ連携(CarPlay、Android Auto)など
・昨年10月からのクルマの税金の改定。少し安くなった。
こうやってみると、いろんな変化があったことが分かります。
次に、クルマの購入方法についてですが、うちは自宅購入時にライフプランを検証し、その上でクルマ用に目標額を毎月貯金をして、一括で購入するのがスタイルです。ただ、最近は「人生100年時代」とか「老後2000万円問題」などがクローズアップされ、無理もないですが、ママが「やっぱり半分の金額で」などと言い出して、クルマ選びは一時はピンキリな状態でした。
実は自宅から徒歩数分のところにレンタカー店、15分くらいのところにタイムズのカーシェアリングもあることから、そういった選択肢も提案したのですが、やっぱり不便ですし、所有することが働くモチベーションや目標にもなったりするわけで、最終的には当初プラン通りの予算で検討することに落ち着きました。
クルマを持つにも、様々な価値観もあり、なかなか悩ましい時代になったものです。
加えて、3年や5年で乗り換えるなら気楽ですが、長期保有前提なので、クルマ選びにはかなり慎重になります。まずは二人の希望を出し合って、まとめると以下のようになりました。
・コンフォート志向(我々の年齢的に)
・大きなボディはNG。
全長は4.5m程度まで。全幅は1.8mまで(駐車スペースや周辺道路が狭いので)
・良好な視界や運転のし易さなどを重視(特にママの希望)
・後席に大人がゆったり乗れること(特にケンタの希望)
40歳代後半夫婦+高校生の3人家族が快適に乗れることを考えて、Cセグメントクラスから選ぶことに。基本、これまで乗っていたクルマからステップアップの方向です。
また、ママは「セダンは避けたい」様子でしたのが、プリウスは考えていたようです。ただ、ご近所さんがプリウスを乗り継いでいるため、こちらは断念。親しくお付き合いさせていただいていることもあり、一般的に言われる「ご近所さんと同じクルマは避ける」というのも条件になります。
というわけで、今回絞り込んだクルマの候補は、以下のとおりです。
・マツダ CX-30 20S プロアクティブ ツーリングセレクション
・スバル インプレッサスポーツ 2.0i-S アイサイト
・トヨタ カローラツーリング ハイブリッド S
・VW ゴルフ TSIコンフォートライン マイスター
うちは街乗りが多いので、ディーゼルが選べる車種でもガソリン車を選んでます。私としては、上記の上から順に、有力候補→可能性低そうなクルマと考えていました。
ボディはSUV、ハッチバック、ワゴンと、定まっていないですが、ボディサイズと欲しいグレードや装備を含めた価格や値引き予想を合わせて考えると、大体この4車種が候補になりました。
そして残念ながら、「ホンダを乗り継ぎたくても候補がなかった」、です。
シビックハッチバックはボディサイズも価格もオーバーで、且つスポーツ志向であり、現行インサイトはアッパーミドルセダンとして立派になり過ぎました。
ヴェゼル、フリード、シャトルはフィットベースのクルマなので少し役不足な感があり、それぞれいいクルマだとは思うのですが、残念ながら、いまの我々のライフスタイルや好みに合わない、と判断しました。
ちなみに、他にもC-HRやカローラスポーツ、マツダ3ファストバックなども検討したものの、前席を調整した上で後席に座ってみて、開放感や膝前スペース(うちのZE2インサイトに比べて)で劣ると判断して、候補から外してます。
それで、以下は候補4台の特徴と各ディーラーで試乗した個人的感想です。ちなみに試乗は、夫婦で交代して運転席と後席でそれぞれ確認しました。
〇マツダ CX-30 20S PROACTIVE Touring Selection
自分の好みとしては、候補の4台中、最もデザインが気に入りました。インテリアも上質で「大人の雰囲気たっぷりのクルマ」です。
シートは布地でも、明るい色のものが選べるのがいいです。また、メモリ付き電動パワーシート、シートヒーター、ステアリングヒーターは標準装備。
背が低くて腕力も衰え気味の我々は、重いリアゲートを閉めるのがちょっと辛いのですが、電動のパワーリフトゲートも標準装備なのは嬉しいところ。
写真左の標準装備のオーディオでも、パイオニア製の純正品ということで、クルマ自体の静粛性も相まって、いい音がしていました。ただ、インフォテイメントは純正のマツダコネクト一択で、タッチパネルではなくセンターコンソールにあるコマンダーでの操作になります。
試乗でまず感じたのは、まずはその静粛性の高さです。エンジン音もロードノイズも抑えられていて、車内での会話はしやすいです。乗り心地も悪くなく好印象です。
また、SUVとは言え、割と乗用車感覚で運転できたように思います。2.0LのNAエンジンは物足りないという意見もありますが、街乗りが多い我々にとっては全く十分。ATも変速ショックはほとんど感じらず滑らかです。
一方、気になったのは、前席の乗り込みです。実は昨年の東京モーターショーの時もそうだったのですが、今回の試乗でも乗り込むときに頭を打ちました(笑)。前席の開口部上部が絞られているデザインのためのようですが、これは意外でした。また、身長160cm弱の我々のシートポジションだと、ドアミラーへの視線移動量が大きくなることも気になりました。
また、特にママが指摘したのは、窓の高さ方向のサイズが全体的に抑えられているので、側方や後方が確認しにくいという点です。いままでのインサイトも後方視界はよくなかったので、特に気になったようです。このあたりは、立体駐車場に入る全高にしたことで、余裕がなくなっているところなのかもしれません。
結論としては、Mazda3より実用性が高いとはいえ、デザインの良さとのトレードオフは幾分あります。ただ、内外装も走りも上質で、装備の充実度は至れり尽くせりです。SUVだけあってお値段も張りますが、輸入車よりもやっぱり安心の国産車、という場合は、かなりいい選択肢だと思いました。
〇スバル インプレッサスポーツ 2.0i-S EyeSight
一新したプラットフォームを採用して2016年にフルモデルチェンジし、格上のレヴォーグを下剋上したとも言われ、コストパフォーマンスに優れているとの評判です。その後の改良やマイナーチェンジを経て、現在販売されているのは「D型」と言われています。
最寄りのディーラーに電話で「インプレッサを試乗したい」というと、「ワゴンですか、セダンですか」と聞かれました。どうもスバルでは、インプレッサスポーツはハッチバックではなく、ワゴンという位置づけのようで、ZE2インサイトよりも長い4.5m弱の全長を考えると、確かにそうかもと納得したのでした。
その全長の利点として、候補の4台中、後席は最もゆとりがあり、荷室も十二分なスペースがあります。ただ、運転席からの視界が前後左右で優れているので、大きめな全長の割に運転しやすい点は、ママも気に入った様子でした。また、ナビゲーションも従来の2DINサイズのものが取り付けられるなど、選択肢が多いです。
今年1月のマイナーチェンジで、装備面が充実し、特にツーリングアシストとメモリ機能付き電動パワーシートが付いたのは嬉しいところ。但し、ヒートシーターはすべてのメーカーオプションをつけてレザーシートにしないと付きません。
試乗してみると、2.0Lのエンジンはパワーに余裕を感じられ、街中メインだと1.6Lでもいいかもと思えるくらいです。どっしり感があるのは水平対向エンジンの利点と思いますが、ノイズ等は気にならないレベルでした。18インチホイールでしたが、乗り心地は言われているほど悪くないです。
結論としては、大きめな全長と燃費以外はあまりネガが見つからないクルマで、夫婦ともに好印象でした。ただ、車両本体のコストパフォーマンスは高くても、オプションの価格設定が高めで、マイナーチェンジしたばかりで値引きが渋いこともあり、総額でなんとCX-30の見積もりを超えてしまいました。グレードを下げたり、オプション品をいくつか諦めれば、なんとか予算に収まりそう、といったところでした。
〇トヨタ カローラツーリング HYBRID S
「大きなクルマはNG」「セダンは避けたい」というママの制約から、当初はカローラスポーツを考えていましたが、MEGAWEBの展示車で後席の膝前スペースを確認するとZE2インサイトより狭くて、やはりカップルズカーということで断念しました。しかし、ツーリングの全長は、実はインプレッサスポーツと2cm差しかない、ということで候補に挙げました。国内専用設計なので、3ナンバーながら全幅は抑えられているということもポイントです。グレードはカラーバリエーションの多さからSを選んでいます。(ママは何よりも車体色を最重視するため)
気になるツーリングの後席は、膝前スペースはコブシ半分ぐらいスポーツより余裕がある程度。荷室はそんなに要らないので、その分インプレッサ並みの後席にして欲しかったというのが正直なところです。
装備面では、パワーシートはありませんが、シートヒーターやステアリングヒーターが単独のメーカーオプションで用意されているのはいいですね。
夫婦で悩んだのは、こちらのディスプレイオーディオのインチサイズ。このディスプレイが運転席からの左前方の視界にかかるため、シートの高さを調整するのですが、ママは高めのシート位置が好きなので、文字が大きくて見やすい9インチが良くて、私は低めのシート位置が好きなので、むしろ7インチが良い、で意見が分かれました。
また、このディスプレイにオプションで付加できるナビゲーションは、最大5年までしか更新できないそうなので、これまた悩ましいところです。説明してくれた営業さんも困っていた様子でした。スマホ連携が前提なんですね。
試乗した感じでは、プリウスほどではありませんが、とても立派になった感じがしました。また柔らかい乗り心地で、これまでのカローラのイメージとはガラリと変わりました。
ただ、このハイブリッドは、いわゆるカックンブレーキが健在で、車重も重いのでブレーキワークは少し慣れが必要に思いました。後でガソリン車にも試乗させてもらいましたが、こちらのほうがアクセルやブレーキのフィーリングが素直に感じました。
それよりも、もっと気になったのはロードノイズの大きさで、ガソリン車よりハイブリッドのほうが少しはいいものの、特に荷室からノイズが大きく、路面によってかなり変わってきます。静音タイヤに履き替えたり、荷室のマットに遮音材を張り付けるなどすると、改善するかもしれませんが。
結論としては、新世代カローラのワゴンとしてはかなり進化していて、全体としてグレードアップして、乗り心地も柔らかいものの、ノイズ対策はいま一つな感じがありました。同じTNGAプラットフォームのプリウスを超えてはならないという序列があるのであれば、ハイブリッドよりも、むしろガソリン車のほうがこのクルマの存在意義は大きいように思いました。
〇フォルクスワーゲン ゴルフ TSI ComfortLine Meister
2013年に国内導入された7代目ゴルフですが、2017年のマイナーチェンジ以降は「ゴルフ7.5」と呼ばれていて、その最終となる特別仕様車です。幾度かの改良で熟成が進んだモデル末期のクルマになります。
さすがに見慣れたデザインなので新鮮味はありませんが、昨年ドイツで発表され、今年の年末以降に国内導入が噂されるゴルフ8のデザインなども見ましたが、どちらかというとこの現行のほうが好みなので、今回候補にしました。(特に8のあのシフトレバースイッチはちょっと。。。)
中古車で探すことも考えたのですが、乾式DSG(昨年リコールあり)の信頼性が気になるのと、パークディスタンスコントロール(コーナーセンサー)が付いたクルマが欲しいこともあり、新車で検討することに。とはいえ、予算の関係で、ハイラインではなくコンフォートラインで、さらに大幅値引きがあることが前提です。
純正ナビやフルデジタルメーター、運転支援や安全装備などがてんこ盛りなのはもちろんのこと、UVカットのガラスがしっかり付いているのがいいです。輸入車はこれがないクルマが結構あるようなので。
追加するオプションは少なくて済み、フロアマットとドライブレコーダーぐらいです。フロアマットはリーズナブルですが、ドラレコは高いので、付けるとすれば社外品かな、と思いました。
4.2m台の全長ながら、後席の膝前や頭上の空間はインプレッサに負けず余裕があります。荷室の広さは抑えられていますが、我々としては十分な広さでした。運転時の取り回しはゴルフのほうが楽そうです。
お約束のように、レーザー溶接や鋳造製ドアヒンジ、シートの弾力性管理などの話を営業さんに伺ったあと、試乗はお店の用意の関係で、ゴルフヴァリアントのTSI ComfortLine Meisterでチェックしました。荷室の広さこそ違いますが、パワートレインや前後サスペンションは同じということでよしとしました。
1.2Lダウンサイジングターボのトルク感は想像より余裕があり、発進加速もよく、高勾配な上り坂でも全く不満がないレベル。DSG(デュアルクラッチのトランスミッション)も初めての経験でしたが、発進時のギクシャク感も感じられず滑らかです。もちろんボディのがっちり感や静粛性も高く、リアサスがトレーリングアームでも乗り心地は不満なく上々です。これまで輸入車を運転したことのない我々にとっては、左側にあるウインカーレバーの操作を間違えないようにしながら「目からウロコ」の状態でした。「こうも違うものなの?」とママもその良さが理解できた様子でした。
結論としては、モデル末期なので今更感はありますが、総合的にいいクルマだと思いました。国産車にはない高剛性でがっちり感のあるつくりが乗員に安心感を与えていていいです。ただ、価格の割にパワーシートやシートヒーターなどが付かず、純正ナビ(Discover Pro)の使い勝手はいま一つとの評判です。更に、改善されたとはいえ、トランスミッション(乾式DGS)の故障の心配は拭えず、延長保証に加入しても最大5年までなので、それ以降も乗り続けるかは考えてしまいます。
ということで、候補4台はそれぞれ一長一短があり、以前にZE2インサイトを決めたときより、今回はかなり悩ましいクルマ選びとなりました。
もし、この4台のどれかに決まらない場合は、他にもプジョー308、ルノーメガーヌ、ボルボV40や、やっぱりホンダか?なども考えてはいました。
最終的に決めたクルマについては、納車されてから、また別の記事でということで。
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インサイト、退役
以前にクルマを購入したのは10年以上前なので、それからクルマを取り巻く環境やトレンドが随分変わってきたことを、まずは夫婦で確認。具体的には以下のようなものです。
・国内メーカーの海外販売依存の拡大で、日本専用車が少なくなり、クルマが大型化。
・安全性能や環境性能に加え、コネクテッド・自律走行・シェアリング・電動化(CASE)の流れ。
・燃費の計測基準モードが変わってきた。10.15→JC08→WLTCと段々実燃費と近くなってきた。
・多様化したパワートレインと各メリット/デメリット
→ガソリン、ディーゼル、HV、PHV、EV、水素、など
→AT、CVT、DCT、など
・その他装備のトレンド。ライトのLED化、電子パーキングブレーキ、USB端子の搭載など
・道路交通情報、ナビ関係。ETC2.0(DSRC)、VICS WIDE、スマホ連携(CarPlay、Android Auto)など
・昨年10月からのクルマの税金の改定。少し安くなった。
こうやってみると、いろんな変化があったことが分かります。
次に、クルマの購入方法についてですが、うちは自宅購入時にライフプランを検証し、その上でクルマ用に目標額を毎月貯金をして、一括で購入するのがスタイルです。ただ、最近は「人生100年時代」とか「老後2000万円問題」などがクローズアップされ、無理もないですが、ママが「やっぱり半分の金額で」などと言い出して、クルマ選びは一時はピンキリな状態でした。
実は自宅から徒歩数分のところにレンタカー店、15分くらいのところにタイムズのカーシェアリングもあることから、そういった選択肢も提案したのですが、やっぱり不便ですし、所有することが働くモチベーションや目標にもなったりするわけで、最終的には当初プラン通りの予算で検討することに落ち着きました。
クルマを持つにも、様々な価値観もあり、なかなか悩ましい時代になったものです。
加えて、3年や5年で乗り換えるなら気楽ですが、長期保有前提なので、クルマ選びにはかなり慎重になります。まずは二人の希望を出し合って、まとめると以下のようになりました。
・コンフォート志向(我々の年齢的に)
・大きなボディはNG。
全長は4.5m程度まで。全幅は1.8mまで(駐車スペースや周辺道路が狭いので)
・良好な視界や運転のし易さなどを重視(特にママの希望)
・後席に大人がゆったり乗れること(特にケンタの希望)
40歳代後半夫婦+高校生の3人家族が快適に乗れることを考えて、Cセグメントクラスから選ぶことに。基本、これまで乗っていたクルマからステップアップの方向です。
また、ママは「セダンは避けたい」様子でしたのが、プリウスは考えていたようです。ただ、ご近所さんがプリウスを乗り継いでいるため、こちらは断念。親しくお付き合いさせていただいていることもあり、一般的に言われる「ご近所さんと同じクルマは避ける」というのも条件になります。
というわけで、今回絞り込んだクルマの候補は、以下のとおりです。
・マツダ CX-30 20S プロアクティブ ツーリングセレクション
・スバル インプレッサスポーツ 2.0i-S アイサイト
・トヨタ カローラツーリング ハイブリッド S
・VW ゴルフ TSIコンフォートライン マイスター
うちは街乗りが多いので、ディーゼルが選べる車種でもガソリン車を選んでます。私としては、上記の上から順に、有力候補→可能性低そうなクルマと考えていました。
ボディはSUV、ハッチバック、ワゴンと、定まっていないですが、ボディサイズと欲しいグレードや装備を含めた価格や値引き予想を合わせて考えると、大体この4車種が候補になりました。
そして残念ながら、「ホンダを乗り継ぎたくても候補がなかった」、です。
シビックハッチバックはボディサイズも価格もオーバーで、且つスポーツ志向であり、現行インサイトはアッパーミドルセダンとして立派になり過ぎました。
ヴェゼル、フリード、シャトルはフィットベースのクルマなので少し役不足な感があり、それぞれいいクルマだとは思うのですが、残念ながら、いまの我々のライフスタイルや好みに合わない、と判断しました。
ちなみに、他にもC-HRやカローラスポーツ、マツダ3ファストバックなども検討したものの、前席を調整した上で後席に座ってみて、開放感や膝前スペース(うちのZE2インサイトに比べて)で劣ると判断して、候補から外してます。
それで、以下は候補4台の特徴と各ディーラーで試乗した個人的感想です。ちなみに試乗は、夫婦で交代して運転席と後席でそれぞれ確認しました。
〇マツダ CX-30 20S PROACTIVE Touring Selection
自分の好みとしては、候補の4台中、最もデザインが気に入りました。インテリアも上質で「大人の雰囲気たっぷりのクルマ」です。
シートは布地でも、明るい色のものが選べるのがいいです。また、メモリ付き電動パワーシート、シートヒーター、ステアリングヒーターは標準装備。
背が低くて腕力も衰え気味の我々は、重いリアゲートを閉めるのがちょっと辛いのですが、電動のパワーリフトゲートも標準装備なのは嬉しいところ。
写真左の標準装備のオーディオでも、パイオニア製の純正品ということで、クルマ自体の静粛性も相まって、いい音がしていました。ただ、インフォテイメントは純正のマツダコネクト一択で、タッチパネルではなくセンターコンソールにあるコマンダーでの操作になります。
試乗でまず感じたのは、まずはその静粛性の高さです。エンジン音もロードノイズも抑えられていて、車内での会話はしやすいです。乗り心地も悪くなく好印象です。
また、SUVとは言え、割と乗用車感覚で運転できたように思います。2.0LのNAエンジンは物足りないという意見もありますが、街乗りが多い我々にとっては全く十分。ATも変速ショックはほとんど感じらず滑らかです。
一方、気になったのは、前席の乗り込みです。実は昨年の東京モーターショーの時もそうだったのですが、今回の試乗でも乗り込むときに頭を打ちました(笑)。前席の開口部上部が絞られているデザインのためのようですが、これは意外でした。また、身長160cm弱の我々のシートポジションだと、ドアミラーへの視線移動量が大きくなることも気になりました。
また、特にママが指摘したのは、窓の高さ方向のサイズが全体的に抑えられているので、側方や後方が確認しにくいという点です。いままでのインサイトも後方視界はよくなかったので、特に気になったようです。このあたりは、立体駐車場に入る全高にしたことで、余裕がなくなっているところなのかもしれません。
結論としては、Mazda3より実用性が高いとはいえ、デザインの良さとのトレードオフは幾分あります。ただ、内外装も走りも上質で、装備の充実度は至れり尽くせりです。SUVだけあってお値段も張りますが、輸入車よりもやっぱり安心の国産車、という場合は、かなりいい選択肢だと思いました。
〇スバル インプレッサスポーツ 2.0i-S EyeSight
一新したプラットフォームを採用して2016年にフルモデルチェンジし、格上のレヴォーグを下剋上したとも言われ、コストパフォーマンスに優れているとの評判です。その後の改良やマイナーチェンジを経て、現在販売されているのは「D型」と言われています。
最寄りのディーラーに電話で「インプレッサを試乗したい」というと、「ワゴンですか、セダンですか」と聞かれました。どうもスバルでは、インプレッサスポーツはハッチバックではなく、ワゴンという位置づけのようで、ZE2インサイトよりも長い4.5m弱の全長を考えると、確かにそうかもと納得したのでした。
その全長の利点として、候補の4台中、後席は最もゆとりがあり、荷室も十二分なスペースがあります。ただ、運転席からの視界が前後左右で優れているので、大きめな全長の割に運転しやすい点は、ママも気に入った様子でした。また、ナビゲーションも従来の2DINサイズのものが取り付けられるなど、選択肢が多いです。
今年1月のマイナーチェンジで、装備面が充実し、特にツーリングアシストとメモリ機能付き電動パワーシートが付いたのは嬉しいところ。但し、ヒートシーターはすべてのメーカーオプションをつけてレザーシートにしないと付きません。
試乗してみると、2.0Lのエンジンはパワーに余裕を感じられ、街中メインだと1.6Lでもいいかもと思えるくらいです。どっしり感があるのは水平対向エンジンの利点と思いますが、ノイズ等は気にならないレベルでした。18インチホイールでしたが、乗り心地は言われているほど悪くないです。
結論としては、大きめな全長と燃費以外はあまりネガが見つからないクルマで、夫婦ともに好印象でした。ただ、車両本体のコストパフォーマンスは高くても、オプションの価格設定が高めで、マイナーチェンジしたばかりで値引きが渋いこともあり、総額でなんとCX-30の見積もりを超えてしまいました。グレードを下げたり、オプション品をいくつか諦めれば、なんとか予算に収まりそう、といったところでした。
〇トヨタ カローラツーリング HYBRID S
「大きなクルマはNG」「セダンは避けたい」というママの制約から、当初はカローラスポーツを考えていましたが、MEGAWEBの展示車で後席の膝前スペースを確認するとZE2インサイトより狭くて、やはりカップルズカーということで断念しました。しかし、ツーリングの全長は、実はインプレッサスポーツと2cm差しかない、ということで候補に挙げました。国内専用設計なので、3ナンバーながら全幅は抑えられているということもポイントです。グレードはカラーバリエーションの多さからSを選んでいます。(ママは何よりも車体色を最重視するため)
気になるツーリングの後席は、膝前スペースはコブシ半分ぐらいスポーツより余裕がある程度。荷室はそんなに要らないので、その分インプレッサ並みの後席にして欲しかったというのが正直なところです。
装備面では、パワーシートはありませんが、シートヒーターやステアリングヒーターが単独のメーカーオプションで用意されているのはいいですね。
夫婦で悩んだのは、こちらのディスプレイオーディオのインチサイズ。このディスプレイが運転席からの左前方の視界にかかるため、シートの高さを調整するのですが、ママは高めのシート位置が好きなので、文字が大きくて見やすい9インチが良くて、私は低めのシート位置が好きなので、むしろ7インチが良い、で意見が分かれました。
また、このディスプレイにオプションで付加できるナビゲーションは、最大5年までしか更新できないそうなので、これまた悩ましいところです。説明してくれた営業さんも困っていた様子でした。スマホ連携が前提なんですね。
試乗した感じでは、プリウスほどではありませんが、とても立派になった感じがしました。また柔らかい乗り心地で、これまでのカローラのイメージとはガラリと変わりました。
ただ、このハイブリッドは、いわゆるカックンブレーキが健在で、車重も重いのでブレーキワークは少し慣れが必要に思いました。後でガソリン車にも試乗させてもらいましたが、こちらのほうがアクセルやブレーキのフィーリングが素直に感じました。
それよりも、もっと気になったのはロードノイズの大きさで、ガソリン車よりハイブリッドのほうが少しはいいものの、特に荷室からノイズが大きく、路面によってかなり変わってきます。静音タイヤに履き替えたり、荷室のマットに遮音材を張り付けるなどすると、改善するかもしれませんが。
結論としては、新世代カローラのワゴンとしてはかなり進化していて、全体としてグレードアップして、乗り心地も柔らかいものの、ノイズ対策はいま一つな感じがありました。同じTNGAプラットフォームのプリウスを超えてはならないという序列があるのであれば、ハイブリッドよりも、むしろガソリン車のほうがこのクルマの存在意義は大きいように思いました。
〇フォルクスワーゲン ゴルフ TSI ComfortLine Meister
2013年に国内導入された7代目ゴルフですが、2017年のマイナーチェンジ以降は「ゴルフ7.5」と呼ばれていて、その最終となる特別仕様車です。幾度かの改良で熟成が進んだモデル末期のクルマになります。
さすがに見慣れたデザインなので新鮮味はありませんが、昨年ドイツで発表され、今年の年末以降に国内導入が噂されるゴルフ8のデザインなども見ましたが、どちらかというとこの現行のほうが好みなので、今回候補にしました。(特に8のあのシフト
中古車で探すことも考えたのですが、乾式DSG(昨年リコールあり)の信頼性が気になるのと、パークディスタンスコントロール(コーナーセンサー)が付いたクルマが欲しいこともあり、新車で検討することに。とはいえ、予算の関係で、ハイラインではなくコンフォートラインで、さらに大幅値引きがあることが前提です。
純正ナビやフルデジタルメーター、運転支援や安全装備などがてんこ盛りなのはもちろんのこと、UVカットのガラスがしっかり付いているのがいいです。輸入車はこれがないクルマが結構あるようなので。
追加するオプションは少なくて済み、フロアマットとドライブレコーダーぐらいです。フロアマットはリーズナブルですが、ドラレコは高いので、付けるとすれば社外品かな、と思いました。
4.2m台の全長ながら、後席の膝前や頭上の空間はインプレッサに負けず余裕があります。荷室の広さは抑えられていますが、我々としては十分な広さでした。運転時の取り回しはゴルフのほうが楽そうです。
お約束のように、レーザー溶接や鋳造製ドアヒンジ、シートの弾力性管理などの話を営業さんに伺ったあと、試乗はお店の用意の関係で、ゴルフヴァリアントのTSI ComfortLine Meisterでチェックしました。荷室の広さこそ違いますが、パワートレインや前後サスペンションは同じということでよしとしました。
1.2Lダウンサイジングターボのトルク感は想像より余裕があり、発進加速もよく、高勾配な上り坂でも全く不満がないレベル。DSG(デュアルクラッチのトランスミッション)も初めての経験でしたが、発進時のギクシャク感も感じられず滑らかです。もちろんボディのがっちり感や静粛性も高く、リアサスがトレーリングアームでも乗り心地は不満なく上々です。これまで輸入車を運転したことのない我々にとっては、左側にあるウインカーレバーの操作を間違えないようにしながら「目からウロコ」の状態でした。「こうも違うものなの?」とママもその良さが理解できた様子でした。
結論としては、モデル末期なので今更感はありますが、総合的にいいクルマだと思いました。国産車にはない高剛性でがっちり感のあるつくりが乗員に安心感を与えていていいです。ただ、価格の割にパワーシートやシートヒーターなどが付かず、純正ナビ(Discover Pro)の使い勝手はいま一つとの評判です。更に、改善されたとはいえ、トランスミッション(乾式DGS)の故障の心配は拭えず、延長保証に加入しても最大5年までなので、それ以降も乗り続けるかは考えてしまいます。
ということで、候補4台はそれぞれ一長一短があり、以前にZE2インサイトを決めたときより、今回はかなり悩ましいクルマ選びとなりました。
もし、この4台のどれかに決まらない場合は、他にもプジョー308、ルノーメガーヌ、ボルボV40や、やっぱりホンダか?なども考えてはいました。
最終的に決めたクルマについては、納車されてから、また別の記事でということで。
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インサイト、退役
インサイト、退役 [こだわりの一品:インサイト編]
うちのインサイト(ZE2)は新車で購入してから11年。今春の車検は通さず、ついに乗り換えることにしました。
以前、私は病気で1年半ほど休職し、それからなんとか復職して仕事も定着してきた頃に購入しました。当時はリーマンショックのあとのデフレ経済真っ只中であり、「大衆のためのハイブリッド車」を謳ったこのクルマのコンセプトやデザインが気に入って、特に競合車種を意識することなく、チョイスしたのでした。
ボディカラーはミラノレッドにして、病み上がりの私としては「とても元気をもらったクルマ」でしたし、家族で様々出掛けた思い出を作ってくれたクルマでした。また、このブログを始めたきっかけを作ったクルマでもありました。
DIYで弄ってきたこともあり、私としては手放すのが惜しくなり、なかなか乗り換え判断に至らなかったのですが、購入時点からケンタも成長し、後席の頭上が狭く感じ始め、もう少し余裕と開放感が欲しくなったことや、タイヤも交換時期を迎え、夫婦で相談の上、乗り換え時期と判断した次第です。
ちなみに、ボディの色褪せやドアパンチ等の傷みが目についてきたこともあっても、これまでトラブルらしいものは特になく、強いて言えば近年の真夏の時期に、発進時にごく稀にトランスミッションが繋がらずに空ぶかしになることが気になった程度で、ハイブリッドのIMAシステムについては何ら異常を示す警告等も出たことはありませんでした。
結果的には、総走行距離は7万キロ程度で、これまで乗ってきたクルマの中で、最も所有期間の長いクルマとなりました。
思い出も愛着もあったこのクルマを引き継ぐことになる次のクルマの選定は、かなり難航することに。その話はまた別の記事にしたいと思います。
以前、私は病気で1年半ほど休職し、それからなんとか復職して仕事も定着してきた頃に購入しました。当時はリーマンショックのあとのデフレ経済真っ只中であり、「大衆のためのハイブリッド車」を謳ったこのクルマのコンセプトやデザインが気に入って、特に競合車種を意識することなく、チョイスしたのでした。
ボディカラーはミラノレッドにして、病み上がりの私としては「とても元気をもらったクルマ」でしたし、家族で様々出掛けた思い出を作ってくれたクルマでした。また、このブログを始めたきっかけを作ったクルマでもありました。
DIYで弄ってきたこともあり、私としては手放すのが惜しくなり、なかなか乗り換え判断に至らなかったのですが、購入時点からケンタも成長し、後席の頭上が狭く感じ始め、もう少し余裕と開放感が欲しくなったことや、タイヤも交換時期を迎え、夫婦で相談の上、乗り換え時期と判断した次第です。
ちなみに、ボディの色褪せやドアパンチ等の傷みが目についてきたこともあっても、これまでトラブルらしいものは特になく、強いて言えば近年の真夏の時期に、発進時にごく稀にトランスミッションが繋がらずに空ぶかしになることが気になった程度で、ハイブリッドのIMAシステムについては何ら異常を示す警告等も出たことはありませんでした。
結果的には、総走行距離は7万キロ程度で、これまで乗ってきたクルマの中で、最も所有期間の長いクルマとなりました。
思い出も愛着もあったこのクルマを引き継ぐことになる次のクルマの選定は、かなり難航することに。その話はまた別の記事にしたいと思います。