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匠、来る [こだわりの一品:VWゴルフ編]

以前の記事にあるように、悩ましいクルマ選びの結果、最終的に決めたクルマは「フォルクスワーゲン ゴルフ TSI Comfortline Meister」になりました。ボディーカラーは、ママ一押しの「アトランティックブルーメタリック」です。

このクルマは人気のある定番ではありますが、輸入車はハイオクだの故障は怖いだので、ママからNGが出ると思っていましたし、加えてモデル末期ということもあり、「まず無いかな」と思っていました。

個人的には、上質感と旬で行けばSUVのCX-30、室内広さと見晴らしはインプレッサ、燃費にこだわればカローラツーリングハイブリッド、価格を抑えたいのであれば同ガソリン車、というイメージでいましたが、特にママも好印象だったインプレッサに落ち着くのではないかと思っていました。

ところが、ゴルフをディーラーで試乗してみて、他のクルマ候補との違いを様々体感し、意外にもママがこの上ないとゴルフを絶賛。商談で結構な額の値引きが出て、予算内で収まりましたので、これに決めた次第です。

一応、後日ケンタともディーラーを訪れ、外内装や後部座席の広さなどを確かめてもらい、「かっこいい」「広い」と気に入った様子。ママとボディーカラーの選定をして、営業さんの話を一緒に伺うなど、クルマ購入の一部を体験してもらいました。現在、高2なので、免許を取得するのもそれほど先の話ではありませんし、興味深かった様子でした。

それから、しばらくワクワクして待ち遠しい思いをした後、先日我が家に、そのゴルフの匠(Meister)はやって来ました。

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納車のときに、営業さんにクルマを並べてもらえました。

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いままでのインサイトよりも全幅は105mm拡大し、我が家としては初の3ナンバー車となりましたが、全長は125mm短くなり、取り回しや車庫入れはし易いです。LEDヘッドライトも初めてです。

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この特別仕様車に装備の17インチアルミホイール”Singapore”はお気に入りの一つです。これに225/45タイヤ(BRIDGESTONE TURANZA T001)を履いていますが、乗り心地は、15インチアルミホイールに175/65のREGNOを履かせていたインサイトよりも、格段にマイルドです。

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ゴルフ8に比べると、運転席回りはオーソドックスなデザインですが、それに9.2インチのインフォテイメントシステムと、ナビの地図が表示できるフルデジタル液晶メーターが付いています。多機能すぎて、しばらくは取説をめくりながら、操作を覚えることになりそうです。また、標準でも8スピーカーを搭載のオーディオは、何も調整しなくても十分いい音がします。

デュアルクラッチ式のトランスミッション(7速DSG)は、出だしや変速ショックはほとんどなく、インサイトと比べてギクシャク感も感じられません。坂道発進時でも、電子パーキングブレーキのオートホールド状態からの発進で、ブレーキとアクセルの踏み替え操作も不要で、アイドリングストップのON・OFFに関わらず、スムーズに走り出してくれます。改良が重ねられているためか、いまのところ、申し分なく滑らかという感想です。

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左ハンドル車を基本に設計される輸入車は、右ハンドル車にしたときのペダルレイアウトが気になるところですが、このゴルフは国産車とほとんど同じ感覚です。アクセルはオルガン式ではなく吊り下げ式ですが、その右側にもフットレストがあり、クルーズコントロールでの走行中や、オートホールド状態で、右足を置くことができるのは便利です。

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あらためてデザインを見てみると、太いCピラーや際立ったプレスラインが特徴的で質実剛健なイメージです。LEDテールランプのウインカーは、流れて点滅するタイプです。

というわけで、個人的には思っても見なかった「まさかのモデル末期の輸入車」となりましたが、結果的に家族みんながとても満足度が高いクルマ選びができたと思います。一方、あまり弄りようがなさそうなクルマではありますが、これも何かの縁だと思って、大いにカーライフを楽しみながら、大事に乗りたいと思います。


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