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ソニー ブルーレイディスクレコーダー BDZ-AT700 [こだわりの一品:オーディオ・ビジュアル編]

以前の記事で、シャープ、パナソニック、ソニーから選ぶことになった我が家のBlu-rayレコーダーですが、ママとの相談の結果、やっぱりソニーにしようということになり、無事承認が降りました。

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Q.なぜBDZ-AT700を選んだのか?

・高速起動
価格.comマガジンのこちらのページが参考になりましたが、ソニー機は標準起動モードでも十分速く、瞬間起動モードだと圧倒的に速いことがわかりました。高速起動が必要な時間帯を学習することで、できるだけ待機電力を抑えるのもいいです。

・2番組同時録画の制約が解消
この点においては昨年冬からシャープが先行していましたが、今秋モデルからはソニーも制約が大幅に解消され、録画モードを自由に設定して録画予約が入れられます。

・x-おまかせ・まる録
具体的に番組名が分からないけど、ジャンルやキーワードを指定して、とりあえず録っておきたい場合に重宝しそうです。

・マーク(フォルダ)仕分け
番組表から録画した番組を、家族一人一人のマークで仕分けられるので、録り溜めた番組を探すのが楽になります。

・おでかけ転送のVGA対応
以前のモデルはQVGAのみでしたが、今秋モデルで新たに追加になりました。ウォークマン、PSP、携帯電話、nav-u、どれもついているパネルは小さいので、VGA対応しても仕方無いのでは?と始めは思っていたのですが、よくよく調べてみると、これは大変うれしい対応なのがわかりました。理由は後述します。

・XMB(クロスメディアバー)
うちはみんな、リビングのTV(LCD VEGA)のXMBに使い慣れているので、同じ感覚で操作できるのがいいと思いました。実はこれがソニー機にした一番の理由だったりします。なので、うちは「らくらくスタートメニュー」はほとんど使わないと思います。

ちなみに、ダブルチューナーの500GBでSONY以外の候補としては、

・Panasonic DMR-BWT1100(YouTubeも観たいなら)
・SHARP BD-HDW65(無線LAN内蔵が欲しいなら)

を検討してました。


Q.実際に使ってみてどうか?

・リモコンについて
以前は写真右の折り畳み型のリモコンでTVのXMBを操作していました。ケンタに「これからは、(写真左の)黒いリモコンでテレビとレコーダーのスイッチを入れて操作できるぞ」とちょっと説明しただけで、ケンタは早速レコーダーのXMBで放送やチャンネルの切り替え操作ができました。録画した番組の再生も、画面を一緒に見ながら少し教えると、すぐ覚えました。また、番組表を見ながらワンプッシュで録画予約ができる「一発予約・録画ボタン」も、なかなか便利です。

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・起動について
LCD VEGAは電源を入れてから放送の映像はすぐ表示されるものの、XMBや番組表が使えるようになるまで少々待つ必要がありました。特に番組タイトルの表示が遅くてイラっとすることがありましたが、レコーダーは起動もそれらのメニュー表示も速くて快適です。標準起動モードでも十分速いと思います。

次にクラシック音楽の番組を例に、録画予約の実際です。

・通常の録画予約について
まず、毎週放送していてBDに残す必要が無い番組は、私はSRモードで録画しています。さらに、過去放送分を残す必要がない場合は、上書き設定をしておけば削除する手間が省けます。

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また、録画する番組にはマークを付けることができ、写真のように仕分けされます。録画後にまだ再生したことがない番組があるフォルダには「NEW」マークが付きます。

・x-おまかせ・まる録について
クラシック音楽の番組は、放送が不定期だったり、正確な番組名がわからないことが多く、気づいた時には「稀にみる名演だったのに録り逃してしまった」なんてことがあります。なので私は、そのような番組の場合は、x-おまかせ・まる録で、後でBDに残すことも考えてDRモードで録画します。但し、マーク仕分けはできず、おまかせ・まる録フォルダにすべて入ります。

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ところで、ジャンルに「クラシック・オペラ」を選んだだけでは、本来録画して欲しくない番組もたくさん録画されてしまうので、詳細設定でキーワードを設定します。

キーワードは直接リモコンで携帯電話の要領で入力することもできますが、適当に番組情報を開いて事前に語句登録(十字キーと決定ボタンだけで登録可能)しておけば、その語句をキーワードとして簡単に設定できます。

また、キーワードが含まれる番組でも、録画してほしくない番組がある場合は、除外ワードを設定できます。

上の写真の設定では、番組情報に「演奏会」「コンサート」「リサイタル」「オーケストラの森」のいずれかが含まれ、「題名のない音楽会」「N響アワー」が含まれていない番組を録画することになります。

・DLNAの代わりに使える?おでかけ転送のVGA対応について

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おでかけ転送は、家の外で画面の小さいモバイル機器で見るものばかりと思っていましたので、VGA対応になった理由が当初はわかりませんでした。

よくよく調べてみると、これをTVに繋いで観ることができるので、QVGAではボケた画像しか
見られなかったというのが理由のようです。

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偶然にも、先日手に入れたウォークマンNW-S744がVGA対応だったので、レコーダー購入と同時に、写真の映像/音声ケーブルWMC-NWV10とUSB充電AC電源アダプターAC-U501ADを購入しました。

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おでかけ転送用の録画モードをVGA(画質の違いで1.0Mと2.0Mがある)に設定しておき、録画後にウォークマンに転送します。ワンタッチ転送を設定してある番組であれば、専用ボタンを押すだけで転送できます。

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別室のテレビ(とUSB電源アダプター)にケーブルでウォークマンを繋げば、標準放送(SD)並の高画質で観ることができます。但し、30fpsなので、コマの滑らかさは劣りますが、情報・バラエティ番組を観たり、HDDにある番組をBDに残すかどうか判断するためのチェック用途には十分使えます。ウォークマンで自動チャプター単位で早送り・早戻しもできるので、リモコン感覚で手元で使いたいところですが、ケーブル長が短いのが少々惜しいところではあります。

もちろん、DLNAで楽しむ環境がある方は、それを楽しんだほうがいいと思いますが、うちのように、「別室テレビが、古いアナログテレビでハイビジョンでは観れない」「別室に有線LAN(または11nの無線LAN)がない」「近く引越の予定がある」などでDLNA化を悩まれている方は、VGA対応のウォークマンまたはPSP(詳しくはこちらで)と、ケーブル類が必要ではありますが、こちらも検討してみてはいかがでしょうか?


というわけで、まだ購入して間もないので、特に私が注目してざっくり試した一部の機能についてのみ書きました。番組編集やBlu-ray/DVDへのダビング・再生、写真アルバム作成、ネットワーク機能などは徐々に試してみたいと思います。欲しいと思ってから購入までに、実に1年以上待つことになったわけですが、その甲斐は十二分にあったBDレコーダーだと思います。


関連記事
Blu-rayレコーダーの買い時とは? 2010年末
ソニー ネットワークウォークマン NW-S744

関連URL
価格.comマガジン 2 実際に使ってみてわかった最新ブルーレイレコーダーの実力!
BDZ-AT700 | ブルーレイディスク/DVDレコーダー | ソニー
「 おでかけ転送 」 対応の機器と、転送できる映像の種類 | ブルーレイディスク/DVDレコーダー | サポート・お問い合わせ | ソニー
WMC-NWV10 | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN “ウォークマン” | ソニー
AC-U501AD | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN “ウォークマン” | ソニー



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