神奈川県の「米づくりと里山体験ツアー」【田植え編】に行ってきた [お出かけ]
お出かけ続きの5月でしたが、最後はなんと田植え体験になりました。神奈川県で募集していたツアーにママが応募していたのですが、先日の地引網大会に引き続き、またまた当選!v(^_^)v
競争率は4倍だったそうで、これで今年はもう運を使い果たした?と思ってしまいます。
ツアーは一泊二日で、一日目は開成町での田植え体験と里山散策で、南足柄市で宿泊、二日目は野外炊事という構成です。田植えについては、ケンタは通っていた保育園の行事で体験済み。一方ママと私は初めての体験でしたので、今回も親のほうがテンション上がっていました。
雨天決行とのことだったのでお天気が心配でした。前日の予報から、きっと雨のなか田植えをするんだろうなと覚悟を決めていたのですが、両日ともに曇っていて少々肌寒かったものの、幸い雨は降らずに済みました。
まずは一日目。クルマで開成町に着くと、参加受付・開会式の後、参加者は徒歩で田んぼに移動です。
この苗をみんなで植えます。品種は「きぬひかり」だそうです。
今回植える田んぼをもつお父さんからのご挨拶の後、みんな素足で田んぼに入りました。泥のなかに足を入れるなんて何十年ぶりだろうかと思いつつ、みんな横並びになって、ロープに付けれた目印を頼りに、4から5本の苗を手で植えていきます。田植えの最中をカメラで撮影したかったのですが、手が泥だらけになるのでシャッターを切れず、今回はあきらめることに。
一時間半ぐらいかけて、全員が田植えを終えると、水路の水で手足の泥を洗い流して無事終了です。
田植え機にはかないませんが、思ったよりきれいに苗が並んで植えられました。一仕事終えた後の気分は爽快だったのと同時に、水田農家のみなさんの苦労と有難みをひしひしと感じられました。
昼食後は、開成町の水田周辺の散策です。
開成町はあじさいを農道に植えて祭りを開催するほど力を入れているそうで、辺りには様々な種類のあじさいを観ることができました。
散策の途中、改めて米栽培のお話を聞くことができました。苗一本から取れるお米は300から500粒で、茶碗一杯分のお米の数はおよそ3000粒だそうです。
また、農家の方の作業も見ることができました。田植え機を使って苗を植えても、水路から冷たい水を引き込んでいる所の苗はだめになりやすいので、その部分だけ後で手で植えなおしているんだそうです。機械化されても細かいケアが必要なんですね。
水路を流れる水の速さを見るために、アヒルのおもちゃを浮かべて子供たちと競争です。結構速いんですね。このアヒルは子供たちにプレゼントされ、ケンタはうちの風呂で浮かべて遊んでます。
開成町での散策のあとは、宿泊先の「足柄ふれあいの村」にクルマで移動しました。足柄といえば「金太郎」です。看板など町のあちこちに金太郎を目にすることができます。
森の中にバンガローがいくつあり、2~3家族で一部屋を利用しました。この日は肌寒かったので、先にお風呂に入ってから食堂で夕食を取りました。
その後、ケンタとママは夜の森を探検するナイトハイクに参加したのですが、私はビールが入ったこともあり、先に寝かせてもらいました。
二日目は朝食後に森の散歩と部屋の掃除、チェックアウトを済ませてから、野外炊事です。
まずは、全員集まって段取りの説明を受けます。バンガローで一緒だった家族同士で協力しての炊事です。今回の献立は、ポトフ、肉のあぶり焼、ねじりパンです。
ポトフは野外炊事場で薪で火を起こして作りました。キャベツは茎付きで、じゃがいもやにんじんは大きめに切り、皮付きなのがいいんだとか。超アバウトです。
別途、ドラム缶の薪に火を起こしている様子です。私も挑戦してみましたが、あるのは新聞紙とライターのみで、着火材など用意されてなかったのでうまく起きず、村のスタッフさんに種火をいただきました。
ねじりパンは、強力粉から作ってドライイーストで発酵させてできたパン生地を、竹の棒にねじり付けて、先ほどのドラム缶に起こした火で焼くワイルドなパンです。火に近づけすぎると焦げるので、少し離して焼くのがポイントです。
トンカツ用の豚肉もみんなで竹串であぶって焼きました。気分はもうギャートルズです(笑)。
キャベツの塩もみを添えて、全品完成です。熱々のポトフにこんがり焼けた肉とパンは本当においしかったです。アウトドア料理って作って楽しいし、食べておいしいのでいいですね。ケンタもいつになく、たくさん食べてました。
この一泊二日は、「食」についていろいろな体験ができて、よかったと思います。このツアーは今回の「田植え編」の参加者は次回の「稲刈り編」への参加権利が与えられるため、もちろんこちらも申し込んでおきました。夏がまだ来ないうちから、秋が楽しみになってきました。
関連URL
開成あじさい祭 水田地帯に約5000株のあじさいが咲き乱れる虹の道「あじさいの里」
足柄ふれあいの村
競争率は4倍だったそうで、これで今年はもう運を使い果たした?と思ってしまいます。
ツアーは一泊二日で、一日目は開成町での田植え体験と里山散策で、南足柄市で宿泊、二日目は野外炊事という構成です。田植えについては、ケンタは通っていた保育園の行事で体験済み。一方ママと私は初めての体験でしたので、今回も親のほうがテンション上がっていました。
雨天決行とのことだったのでお天気が心配でした。前日の予報から、きっと雨のなか田植えをするんだろうなと覚悟を決めていたのですが、両日ともに曇っていて少々肌寒かったものの、幸い雨は降らずに済みました。
まずは一日目。クルマで開成町に着くと、参加受付・開会式の後、参加者は徒歩で田んぼに移動です。
この苗をみんなで植えます。品種は「きぬひかり」だそうです。
今回植える田んぼをもつお父さんからのご挨拶の後、みんな素足で田んぼに入りました。泥のなかに足を入れるなんて何十年ぶりだろうかと思いつつ、みんな横並びになって、ロープに付けれた目印を頼りに、4から5本の苗を手で植えていきます。田植えの最中をカメラで撮影したかったのですが、手が泥だらけになるのでシャッターを切れず、今回はあきらめることに。
一時間半ぐらいかけて、全員が田植えを終えると、水路の水で手足の泥を洗い流して無事終了です。
田植え機にはかないませんが、思ったよりきれいに苗が並んで植えられました。一仕事終えた後の気分は爽快だったのと同時に、水田農家のみなさんの苦労と有難みをひしひしと感じられました。
昼食後は、開成町の水田周辺の散策です。
開成町はあじさいを農道に植えて祭りを開催するほど力を入れているそうで、辺りには様々な種類のあじさいを観ることができました。
散策の途中、改めて米栽培のお話を聞くことができました。苗一本から取れるお米は300から500粒で、茶碗一杯分のお米の数はおよそ3000粒だそうです。
また、農家の方の作業も見ることができました。田植え機を使って苗を植えても、水路から冷たい水を引き込んでいる所の苗はだめになりやすいので、その部分だけ後で手で植えなおしているんだそうです。機械化されても細かいケアが必要なんですね。
水路を流れる水の速さを見るために、アヒルのおもちゃを浮かべて子供たちと競争です。結構速いんですね。このアヒルは子供たちにプレゼントされ、ケンタはうちの風呂で浮かべて遊んでます。
開成町での散策のあとは、宿泊先の「足柄ふれあいの村」にクルマで移動しました。足柄といえば「金太郎」です。看板など町のあちこちに金太郎を目にすることができます。
森の中にバンガローがいくつあり、2~3家族で一部屋を利用しました。この日は肌寒かったので、先にお風呂に入ってから食堂で夕食を取りました。
その後、ケンタとママは夜の森を探検するナイトハイクに参加したのですが、私はビールが入ったこともあり、先に寝かせてもらいました。
二日目は朝食後に森の散歩と部屋の掃除、チェックアウトを済ませてから、野外炊事です。
まずは、全員集まって段取りの説明を受けます。バンガローで一緒だった家族同士で協力しての炊事です。今回の献立は、ポトフ、肉のあぶり焼、ねじりパンです。
ポトフは野外炊事場で薪で火を起こして作りました。キャベツは茎付きで、じゃがいもやにんじんは大きめに切り、皮付きなのがいいんだとか。超アバウトです。
別途、ドラム缶の薪に火を起こしている様子です。私も挑戦してみましたが、あるのは新聞紙とライターのみで、着火材など用意されてなかったのでうまく起きず、村のスタッフさんに種火をいただきました。
ねじりパンは、強力粉から作ってドライイーストで発酵させてできたパン生地を、竹の棒にねじり付けて、先ほどのドラム缶に起こした火で焼くワイルドなパンです。火に近づけすぎると焦げるので、少し離して焼くのがポイントです。
トンカツ用の豚肉もみんなで竹串であぶって焼きました。気分はもうギャートルズです(笑)。
キャベツの塩もみを添えて、全品完成です。熱々のポトフにこんがり焼けた肉とパンは本当においしかったです。アウトドア料理って作って楽しいし、食べておいしいのでいいですね。ケンタもいつになく、たくさん食べてました。
この一泊二日は、「食」についていろいろな体験ができて、よかったと思います。このツアーは今回の「田植え編」の参加者は次回の「稲刈り編」への参加権利が与えられるため、もちろんこちらも申し込んでおきました。夏がまだ来ないうちから、秋が楽しみになってきました。
関連URL
開成あじさい祭 水田地帯に約5000株のあじさいが咲き乱れる虹の道「あじさいの里」
足柄ふれあいの村
家族ぐるみで良い体験をなされたようですね。
うちは両親の実家がともに農家なので、子供のころから田んぼとは親しんできました。
タンポポの茎の水車を作って水路で遊んだり、稲刈り時にはイナゴをとったりと。
お米はこういう風にしてできるんだよとわかれば、お子さんも食に対して、ご飯を残したりせず、理解が深まるんだと思います。
うちの母が「お米には100の神様がいるから残しちゃだめなんだよ」とうちの息子たちに聞かせてます。
神様はどうかと思いますが、それだけ農家の人の手がかかってるってことですね。
by nobi (2010-06-04 17:21)
nobiさん、コメントいただきありがとうございます。
私もママもそれぞれ実家は農家ではないため、「田植えの時の服装はどうする?」なんてことをスタッフさんにしっかり聞いてから望みました。お蔭様で大変貴重な体験をさせてもらいました。ケンタにも食べ物の有難みがよくわかってもらえたのではないかと思います。いい社会勉強にもなりました。
by ケンタパパ (2010-06-04 22:45)