ZUND-BAR という名のラーメン屋に行ってきた [こだわりの一品:グルメ編]
神奈川のうまいラーメン屋として、1月に行った秦野の「なんつっ亭」に続いて、今回は厚木の「ZUND-BAR」というお店に行ってきました。”ズンド・バー”と読みます。ちなみに”ズンド”とはスープを作る”ズンドウ鍋”から来ているそうです。
なんでも、海老名にある全国的名店「中村屋」のご主人のお兄さん(元パティシエ)のお店だそうで、メニューに本格的なデザートもあり、女性客にも人気だそうです。
厚木のラーメンと言えば「本丸亭」が全国的に有名ですが、ここはその名のとおり、バーのような雰囲気の店でラーメンやデザートをいただくという一風変わったお店です。厚木の郊外、七沢温泉の近くにあるのですが、うまいとの評判で客足が絶えないそうです。
今回は、県央のうまいラーメン屋を開拓中で、模型への造詣が深い友人(シャオ・グウ氏)が是非味わってみたいというので、私のクルマで二人で訪問しました。
・山奥のラーメン屋
ナビの指示に従ってクルマを走らせていると、本当にこんなところにうまいラーメン屋なんてあるのか疑いたくなるほどの交通量の少ない県道から少し入ったところに、それらしきシックな看板を見つけ、さらに枝道を入っていくとお店がありました。その奥に30台程停められる専用駐車場がありました。
店の外にあるメニュー表です。
ウエイティング表に名前と人数を書いて外で待つことが多いようですが、この日は運良くすんなり店内に入れました。それでも店内はほぼ満席の状態で、この店の人気ぶりがうかがえます。
店内も黒とシルバーを貴重とした内装で、本当に夜のバーに来た感じがします。実際ビールやカクテルもあるそうです。席はカウンターとテーブルがあります。写真のように、店の一番奥が厨房になります。
我々はテーブル席に案内され、洒落た瓶に入ったお冷が出てきました。券売機はなく、店員さんが注文を取りに来ます。
・さて、なににする?
メニューをあらためて見て、やはり基本の定番でいくことに。シャオ・グウ氏は塩ラーメンのこってりと玉子ごはん、私は醤油ラーメンのあっさりを注文しました。CLASSICというのは、開店当時に出していたメニューで、ラーメンの具が別になっていて、その下にたれのかかったご飯が入っているもので、一時期やめた後に復刻したメニューでこちらも人気だそうです。
塩ラーメン(こってり)
数量限定の玉子ごはん。シャオ・グウ氏曰く、醤油味のきざんだ味玉とご飯だそうです。これもうまそう。
醤油ラーメン(あっさり)
・お味のほどは?
シルバーのボウルのような器で出てきたラーメンは違和感というより、何かを期待させてくれていい感じです。さっそくスープからいただきましたが、塩加減が絶妙の醤油スープで、辛すぎず薄すぎず、それでいてうまみが前面に出ている感じです。魚も使っていますがクドさや臭みが全くなく澄んだスープです。揚げニンニクの小片がアクセント程度にほんの少しだけ入っていて、これがまたうまさを引き立てています。
麺は私の大好きな少し固めに茹でた極細麺で、これがよくスープにあっていて、つるつる入って歯ごたえもいいです。黄身が流れ出ることがなく味がしみた半熟の味玉と、脂がのって香ばしい風味のチャーシューには惜しみなく手間を掛けていることを感じさせます。基本的にとんこつ派の私でも、このラーメンは大変気に入りました。シャオ・グウ氏も塩ラーメンを絶賛してました。本丸亭の塩ラーメンと比較すると、この店のはスープがマイルドなんだそうです。私は最近は脂や塩分が気になってスープを残してしまうことが多かったのですが、今回はシャオ・グウ氏とともにあっさり完食してしまいました。
・いいデザートが好きだ。男ですけど。(笑)
それで、やっぱりデザートのブランマンジェ(杏仁豆腐のアーモンド版のような冷菓)がどうしても気になって、私だけ追加注文することにしました。すると、店員さんが「洋風と和風とありますが、どちらになさいますか?」というので、「えっ、和風ってなに?」と思わず聞くと、下の写真(これはお店の外にあって見過ごしていたものを後で撮った)のメニューを見せて丁寧に説明してくれました。
和風は黒蜜ときな粉のソースで白ゴマの入ったアイスクリームがついているとのこと。一方、洋風はイチゴソースにヨーグルトアイスがついたもので、こちらも捨てがたかったのですが、あえて想定外だった和風をチョイスしました。
こうやってケンタやママに奪われることなく、デザートが食べられるなんて随分久しぶりと思いつつ食べましたが、濃厚でクリーミーなブランマンジェに黒蜜ときな粉がよくマッチしていました。また、添えられたアイスは白ゴマの風味が効いていて、これも美味。しかも全体的に甘すぎないのが意外でうれしい一品でした。
それにしても、この山奥の店。次回はケンタとママを連れてきたいんですが、とにかく遠いんです。でもママがこのブログを読んだら、きっと連れて行かざるを得ないことになるに違いありません。
参考記事
なんつっ亭 総本山 は本当に「うまいぜベイビー!」だった
参考URL
なんでも、海老名にある全国的名店「中村屋」のご主人のお兄さん(元パティシエ)のお店だそうで、メニューに本格的なデザートもあり、女性客にも人気だそうです。
厚木のラーメンと言えば「本丸亭」が全国的に有名ですが、ここはその名のとおり、バーのような雰囲気の店でラーメンやデザートをいただくという一風変わったお店です。厚木の郊外、七沢温泉の近くにあるのですが、うまいとの評判で客足が絶えないそうです。
今回は、県央のうまいラーメン屋を開拓中で、模型への造詣が深い友人(シャオ・グウ氏)が是非味わってみたいというので、私のクルマで二人で訪問しました。
・山奥のラーメン屋
ナビの指示に従ってクルマを走らせていると、本当にこんなところにうまいラーメン屋なんてあるのか疑いたくなるほどの交通量の少ない県道から少し入ったところに、それらしきシックな看板を見つけ、さらに枝道を入っていくとお店がありました。その奥に30台程停められる専用駐車場がありました。
店の外にあるメニュー表です。
ウエイティング表に名前と人数を書いて外で待つことが多いようですが、この日は運良くすんなり店内に入れました。それでも店内はほぼ満席の状態で、この店の人気ぶりがうかがえます。
店内も黒とシルバーを貴重とした内装で、本当に夜のバーに来た感じがします。実際ビールやカクテルもあるそうです。席はカウンターとテーブルがあります。写真のように、店の一番奥が厨房になります。
我々はテーブル席に案内され、洒落た瓶に入ったお冷が出てきました。券売機はなく、店員さんが注文を取りに来ます。
・さて、なににする?
メニューをあらためて見て、やはり基本の定番でいくことに。シャオ・グウ氏は塩ラーメンのこってりと玉子ごはん、私は醤油ラーメンのあっさりを注文しました。CLASSICというのは、開店当時に出していたメニューで、ラーメンの具が別になっていて、その下にたれのかかったご飯が入っているもので、一時期やめた後に復刻したメニューでこちらも人気だそうです。
塩ラーメン(こってり)
数量限定の玉子ごはん。シャオ・グウ氏曰く、醤油味のきざんだ味玉とご飯だそうです。これもうまそう。
醤油ラーメン(あっさり)
・お味のほどは?
シルバーのボウルのような器で出てきたラーメンは違和感というより、何かを期待させてくれていい感じです。さっそくスープからいただきましたが、塩加減が絶妙の醤油スープで、辛すぎず薄すぎず、それでいてうまみが前面に出ている感じです。魚も使っていますがクドさや臭みが全くなく澄んだスープです。揚げニンニクの小片がアクセント程度にほんの少しだけ入っていて、これがまたうまさを引き立てています。
麺は私の大好きな少し固めに茹でた極細麺で、これがよくスープにあっていて、つるつる入って歯ごたえもいいです。黄身が流れ出ることがなく味がしみた半熟の味玉と、脂がのって香ばしい風味のチャーシューには惜しみなく手間を掛けていることを感じさせます。基本的にとんこつ派の私でも、このラーメンは大変気に入りました。シャオ・グウ氏も塩ラーメンを絶賛してました。本丸亭の塩ラーメンと比較すると、この店のはスープがマイルドなんだそうです。私は最近は脂や塩分が気になってスープを残してしまうことが多かったのですが、今回はシャオ・グウ氏とともにあっさり完食してしまいました。
・いいデザートが好きだ。男ですけど。(笑)
それで、やっぱりデザートのブランマンジェ(杏仁豆腐のアーモンド版のような冷菓)がどうしても気になって、私だけ追加注文することにしました。すると、店員さんが「洋風と和風とありますが、どちらになさいますか?」というので、「えっ、和風ってなに?」と思わず聞くと、下の写真(これはお店の外にあって見過ごしていたものを後で撮った)のメニューを見せて丁寧に説明してくれました。
和風は黒蜜ときな粉のソースで白ゴマの入ったアイスクリームがついているとのこと。一方、洋風はイチゴソースにヨーグルトアイスがついたもので、こちらも捨てがたかったのですが、あえて想定外だった和風をチョイスしました。
こうやってケンタやママに奪われることなく、デザートが食べられるなんて随分久しぶりと思いつつ食べましたが、濃厚でクリーミーなブランマンジェに黒蜜ときな粉がよくマッチしていました。また、添えられたアイスは白ゴマの風味が効いていて、これも美味。しかも全体的に甘すぎないのが意外でうれしい一品でした。
それにしても、この山奥の店。次回はケンタとママを連れてきたいんですが、とにかく遠いんです。でもママがこのブログを読んだら、きっと連れて行かざるを得ないことになるに違いありません。
参考記事
なんつっ亭 総本山 は本当に「うまいぜベイビー!」だった
参考URL
横浜の濱寅、吉村家、本丸亭は行きましたか?
川崎などにある一蘭も最初はおいしかった。
変わりネタとしては、京急川崎がわにある、「太陽のトマト麺」は、トマト味のスープです。
by ERK (2010-04-18 12:08)
ERKさん、コメントいただきありがとうございます。
横浜といえば、よく行ったのは一風堂ですが、くじら軒も魚介のスープが印象的でした。川崎は未開拓ですが、トマト味のラーメンというのは面白そうですね。
by ケンタパパ (2010-04-18 21:05)